Webの状況変化で使えなくなるツールはたくさんある

週末 自分のパソコンのデータを整理していたら、数年前に購入したwebツールのプログラムが出てきた。このwebツールの名前は『モンスターリンカー』といい、相互リンクを自動的に作っていくという夢のようなツールである。当時は、サイトを検索エンジンの上位に上げたい場合には、相互リンクの数やリンク先のランクが重要ということが一般的に言われていた。筆者も自分のサイトを上位へ登録したいと考えていた時に、このツールを知り、購入に至ったわけだ。

いくらで購入したかは覚えていないが、数千円というものではなく、それなりの値段で購入した記憶がある。購入してからしばらく、このツールのお世話になったわけだが、ある時期に、検索エンジンのアルゴリズムも色々と変わり、『モンスターリンカー』を購入した時点では相互リンクの数が上に行くためのポイントのひとつではあったところが、相互リンクの数が多ければ検索エンジンの上位にランクインするというわけではない、という仕様に変わり、一気に、webツールを使う機会が無くなり、非アクティブなデータとしてパソコンに残っていたという訳である。今回の記事では、この『モンスターリンカー』がいいとか悪いとかという話しではなく、webツール全般に未来永劫使えるものではないことを伝えたい。

運命は検索エンジンや各プラットフォームの仕様変更に左右される

改めて、今思い起こせば、これまでに『モンスターリンカー』だけではなく、ツイッターのフォロワーを自動的に増やすツールや ブログの文章を自動的に作成するプログラムなど、様々なwebツールを購入したが、今も使い続けているwebツールはない。このようなwebツールというのは短期間に一定の成果を得られるという見込みがなければ手を出すべきではない。高い値段を支払って購入した割には商品寿命が短いということは言えるだろう。家電であれば購入してから数年間は使用できるし、故障してもメンテナンスを受けることもできるものだが、webツールの場合は、web技術の進化や変化、ソーシャルメディアのプラットフォームの仕様変更があり、販売元が対応できなければ、その時点で使用不可になってしまう。

これまでに購入したwebツールが使用できなくなったパターンは次の通りである。

  • ツイッター等のソーシャルプラットフォームの仕様変更
  • オークションサイトの仕様変更
  • web技術の進化・変化
  • パソコンのOSのバージョンアップによる仕様変更
  • 検索エンジンのアルゴリズムの仕様変更

購入者の立場では、急に利用できなくなれば販売元に対して対応を望むところではあるが、現実的には、上記のようなことが発生した場合には、販売元が対応することは限りなく難しい。

webツール購入時の心構え

このようにwebツールは、対象となるソーシャルプラットフォーム等の仕様変更等によって急に使えなくなる可能性があり、長期的に使用できるものは少ないことを念頭に置いて購入することが重要である。

webツールが突然使用できなくなるのは天災と思うべきであり、それがインターネットの常識である。

過去、webツールの購入者と販売元の間で対応の可否をめぐってトラブルは多数あるだろうが、この常識を持たずに、一方的に販売元を責めるのはおかしい。ただし、webツール自体にバグがあり、それが原因で利用ができなかったり、商品価値が著しく欠落しているのであれば販売者は対応すべきである。

webツールの購入法のまとめ

webツールはソーシャルメディアやwebの様々な仕様やAPIを活用したものが大半で、その仕様が変更になれば全く使えなくなる可能性がある。後先を考えずに数千円、ものによっては数万円も出して購入するにはリスクが高いと言わざるを得ない。筆者の過去の購入経験を思い出してアドバイスするのであれば、まずは自分が使いたいと思うwebツールを無料で一定期間お試しで使えるようなものを利用して、短期間に大きな効果が得られる目処が立った場合に購入するのが一番リスクが低く、賢い購入方法である。とはいえ、購入して早々に使用不可という可能性もあり、ある一定期間しか使用できない消耗品、または、言葉は良くないが、使い捨て商品であることを理解の上、購入すべきである。