ひと昔、講談社のコミック誌『コミックボンボン』でマンガが連載され、あのポケモンのライバルとして大ヒットしたゲームソフト『メダロット』を御存じだろうか。1997年11月28日に1作目が発売されて、その1作目はなんと300万本以上のセールスを記録した。それからシリーズを重ねて、2015年12月24日に『メダロット9』がリリースされる。約20年弱におよび発売されていることに驚きを隠せないが、当時、小学生や中学生だった子供たちが大人になっても発売を心待ちにツイートしている様子は人気の根強さを感じることができる。元々、このゲームはヒットゲームの仕掛け人の飯田就平氏(現・ロケットカンパニー株式会社、代表取締役社長)がイマジニア株式会社に在籍中にプロデュースした作品だ。当時、マンガ連載していた『コミックボンボン』では「ゴットいいだ」の愛称で、度々誌面に登場し、彼がMCをしたイベントにはたくさんの子供たちが参加した。
そんな飯田就平氏がすごいのは、先に書いたように、面白いゲームという前に「売れるゲーム」をプロデュースする才能に長けていることだろう。巷には、ゲームクリエイターと呼ばれる開発者がたくさんおり、ひと昔前にはゲーム雑誌でスターのように取り扱われていた。ただ、そういうゲームクリエイターの大半は、いわゆるゲームの作りこみの細かさとか、最先端の技術をつかった表現でゲームの評価者的なコアゲーマーの支持を集めていた。簡単に言ってしまえば、売れなくてもゲームがコアゲーマーの嗜好に合えば、すごいゲームクリエイターになってしまう、ということだ。飯田就平氏はその手のゲームクリエイターではなかったが、売れるゲームのネタを見つける
嗅覚は超一流であり、メダロットに限らず、数十万本売れるゲームをたくさんプロデュースしてきたことがまさにすごい。今回の『メダロット9』の発売日がクリスマスイブであることも飯田就平氏のバランスの良さを感じてしまうのは私だけだろうか。
人気ゲームソフト『メダロット』最新作がクリスマスに登場する。

http://www.medarotsha.jp/meda9/